音楽図書館協議会:Music Library Association of Japan


Music Catalog Clinic

Music OCLC Users Group Newsletter No. 95 June 2007から
 

9.13桁ISMN 印刷とスキャン

Q MOUG2006年12月号の Q & Aを眺めていて、13桁ISMNバーコードを書誌レコードのどこに入力するかという問題の回答が眼にとまりました。回答(024、第1インディケータ 3)は、OCLCがすでに13桁ISBNをフィールド 020に採用した現在、有効期限切れではないかと思います。私の理解では、数字のISMNは、13桁のISBNと同様、ブックランドEAMの一種です。これらの数字は、接頭辞978で始まっているので、私はバーコードをOCLC フィールド 020に入力しますし、それはOCLCでバリデートされ(訳注)、有効となります。(例えば、#76930774 020-1 は10桁ISBN、020-2は13桁ISBN バーコードスキャン、 020-3は13桁ISMN バーコードスキャン、024-1は UPC、 024-2は印刷されたISMN。全て楽譜の裏表紙に書かれている)。という訳で、ブックランドEANのカテゴリーに入るすべての13桁バーコードは、020フィールドに入れてよいのではないでしょうか? それとも、音楽カタロガーは、今だに、ISBNを表現する13桁バーコードは(フィールド 020)に、ISMNの方は(フィールド 024 第1インディケータ 3)にと、区別し続けなければいけないのでしょうか。

訳注: バリデートとは、OCLC目録作業において、機械的にタグ、インディケータ、入力内容(一部)の論理的間違いをチェックする機能のこと。

A まったくおっしゃる通りです。あのQ & Aは現実に追い越されてしました。ご質問が届いてお答えした当時(2006年の夏頃のことだと思います)、これで正しかったのですが、2006年11月12日、OCLCは13桁のISBNのサポートを開始し、2006年12月、ISMNスタンダードの改訂ドラフトが発表されて、世界各地で見られるようになりました。そこで、同僚のリーチ・グリーンと私は全部検討し直し、ISMNに関する当面の見解を次のようにまとめました。
  ● 頭文字Mが先頭に付いたISMNで従来の9桁ISMNは、フィールド 024
    、第1インディケータ2で入力する。
  ● 13桁ISMNはEANとして扱い、フィールド024に第1インディケータ3
    で入力する。(フィールド 020には入力しない)。
  ● ISMN基準の改訂が承認されたら、024のバリデート機能を、第2インディケータ2で13桁も  
    受け付けるように変更する。その時点で、既存データの変更もできるようにしたいと考えて
    いる。
少なくともWorldCatの中では、いわゆる標準番号といわれるものすべてが、単一インデックスになっています(バリデーション動作は個別になっています)。

この問題を見つけてくださってありがとう。混乱させてしまったみなさん、ごめんなさい。








 

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