音楽図書館協議会:Music Library Association of Japan


Music Catalog Clinic

Music OCLC Users Group Newsletter No. 95 June 2007から
 

8.複合的楽譜形態と楽譜形態コード

Q 吹奏楽のためのフルスコア(Peter MenninのCanzona)を持っています。楽譜の巻末に、3ページ分のミニチュア・スコアが付いているのですが、それがまったく別の作品なのです(リムスキー=コルサコフ 貴族たちの行列)。当館で今、新規レコードを作成しています。と言うのが、既存レコードで、ミニチュア・スコアの存在について触れているレコードがないからです。 1)Fmus[楽譜形態]をマルチにしてもよいですか。書誌入力基準の説明を見ると、マルチというのは、同一作品について与えるように読めます。そうすると、このケースではミニチュア・スコアに006は使えなくなりますね。それとも、2)フルスコアに対して、固定長Fmusのコードを入力し、ミニチュア・スコア用に、新しい006を作ってもよいものでしょうか。私は、2)のやり方に賭けます。

A もし、リムスキー=コルサコフの作品が完全な形で入っているならば、楽譜形態コードをm[マルチ]にしてもOKだと思います。この作品に対して、副出記入を追加する、あるいは適切な形で表記する(あるいはその両方を実施する)と考えているなら、なおのことOKです。(ずい分昔の楽譜ですが、楽譜巻末の白紙の部分に、宣伝として楽譜の冒頭部分を掲載したものがあったのを思い出しました。こういう場合は、曲全体でなくて、関係ない曲の1〜2ページだけ載っていることが多いです)。通常、レコード本体と同一書誌フォーマットに対して、006を追加することはできません。(つまり、資料種別がc[印刷楽譜], d[手稿楽譜]レコードにスコア用006は使わない)。ちなみに、1つの資料のマルチ・スコア・フォーマットに関する関連 Q & Aが、MOUG Newsletter no. 91 (2005年12月) p. 10-11に載っています。よろしかったらご覧ください。








 

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