音楽図書館協議会:Music Library Association of Japan


Music Catalog Clinic

Music OCLC Users Group Newsletter No. 94 December 2006から
 

14.「デジタル録音」注記

Q LPレコードのジャケットに、”digital recording デジタル録音”と書いてあります。ワイツさんのMusic Coding and Taggingに従って、300フィールドの再生のところは、”analog アナログ”と記述しました。そして、”digital recording デジタル録音”と書いてある旨を、500に注記しました。しかし、御著書のフィールド300の項目には、この類の注記はしないようにとあります。まず、再生が採録と異なる場合は、その趣旨を500の注記に書く(AACR2)とあり、その後に、”Digital recording デジタル録音”の注記は作らない(MCD)とあります。そうなると、私は500に何と書けばよいのでしょう。”Digital recording デジタル録音”という注記を一切入れないとなると、このアナログLPがデジタルに録音されたということを示せる唯一の場所は、007サブフィールド$n となりますか。

A LCRI 6.7B10(LC適用細則は、旧MCDのほとんど全部を引き継いだ)には、”Analog recordingアナログ録音”、”Digital recording デジタル録音”のいずれも、500の注記には書かない、とあります。拙著Music Coding and Tagging の220ページで私が指摘したかったのは、AACR2本文があることを言っていて、対応するMCD(現在はLCRI)ではそうした注記を追加しないという事実です。現在のやり方は、そのLCRI
に従って、こうした注記は付けません。自館のローカル仕様で、他のやり方をなさる分には構いません。この種の注記がないとなると、デジタル採録を示すのは、007のサブフィールド$nが唯一の場所ということに、なりますね。












 

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