音楽図書館協議会:Music Library Association of Japan


Music Catalog Clinic

Music OCLC Users Group Newsletter No. 94 December 2006から
 

12. 人名/タイトル副出でのリレーター・コード

Q 当館の閲覧担当の連中が、レコードにリレーター・コードを付ける事にやたら熱心です。リレーター・コードを入れておけば、OPACを見た時、その人がどんな役割を果たしているかすぐわかるだろうと。という訳で、メディア・カタロガーたちは、来る日も来る日も、人名標目にサブフィールド$4xxコードを入力しています。この作業で、作曲者 コード<cmp>を入れるのは、100と700の人名標目だけでなく、700でサブフィールド$tが付いている<人名/タイトル>標目に対しても、作業しています。録音資料カタロガー(1名)は、このリレーター・コードの使い方は不適切と考えています。700の$tは作品標目であって、人名標目ではないからです。でも、どちらの場合も、このリレーター・コードはOPACで、決められた仕事をしてしまうわけです。
例えば:
 700 12 Berlioz, Hector, $d 1803-1869. $t Symphonie fantasique. $4 cmp
と入れると、OPACでは、Hector Berlioz (作曲者) となります。OCLCの文書類を見て、人名+タイトル標目でのリレーター・コードの使い方について、大目にみている規則、糾弾している規則、何でもいいから何かないものかと探してみました。見つかりませんでした。これは普通のやり方ですか? ワイツさん、何かご存知ですか?メディア・カタロガーたちは、関連作品についても使うと言っています。
例えば:
  700 1 Austin, Jane, $d 1773-1817. $t Mansfield Park. $4 aut
小説が映画化されたもののレコードに使う、と言うのです。どう思います?

A  この答えは、MARC21 X00、X10、X11中のサブフィールド $4定義の第1段落末尾にあった次の文章から多くのヒントを得ています。「このコードは、人名/タイトル・フィールドの人名部分の後ろに付ける」。この説明から推測するに、リレーター・コードを700の人名/タイトル・フィールドに使用することは、まったく問題ないでしょう。ただし、位置は次のようになります。
  700 12 Berlioz, Hector, $d 1803-1869. $4 cmp  $t Symphonie fantasique.

  700 1 Austin, Jane, $d 1773-1817. $4 aut $t Mansfield Park.

少し探してみたところ、MARC21の中に例を見つけました。800フィールドの最終例です。

  490 1 Louie Armstrong ; $v 6.
  800 1 Armstrong, Louis, $d 1900−1971.$4prf$t Louie Armstrong (Universal
  City Studios) ; $ v 6.

おそらく、この例自体、おかしいと思われるでしょう。私もおかしい、と思います。でも、とにかくMARC21に、くっきりはっきり書いてあります。まぁ、賭け事する人間ならば、――私はやりません――「こんな風には誰もやらない」ほうに賭けますが。











 

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