音楽図書館協議会:Music Library Association of Japan


Music Catalog Clinic

Music OCLC Users Group Newsletter No. 94 December 2006から


7. ♪ ひとつの心: One hand, one heart, one language♪

Q ワイツさんの「カタロガーの判断」、2.45 47-48ページを読むと、楽譜や録音資料で言語が単一で、固定長の言語コードにそれが入る場合、041フィールドは不要だと書いてあります。器楽曲にトランスクリプションされた楽譜で、タイトルは「トッカータとカンツォーナ Toccata e canzona」、楽譜の中のテキストといえば、英語で書いてある編曲した人の経歴だけという場合はどうですか。私は次のような形のレコードを考えています。
  Lang[言語コード] zxx
  041 0 $g eng
  546 Accompanied by a biography in English of the transcriber.
     付: トランスクリプションを行った人の経歴(英語)
ワイツさんのお考えをお聞かせください。

A  拙著 Q & A 2.45で説明している事例は、同じ言語コードが、固定長と041のサブフィールドの両方に入力される場合です。そして、これはご質問いただいたような器楽曲には、あてはまりません。ご質問にあるように、器楽曲は言語と関係しません。だから、言語の固定長フィールドのコードは(言語的内容は無いという意味の)”zxx”が適当です。ところで、ご質問のケースは、付属資料に言語がある、つまり英語で書かれた経歴が付いている、というわけですね。コードについては、お書きになったとおりで結構です。フィールド、546が使われるのは、本体の言語(複数も可)についてだけで、付属資料については使いません。付属資料については、フィールド500に書いてください。

訳注: One hand, one heart, one language は、バーンスタイン作曲ミュージカル「ウェストサイド物語」の中のマリアとトニーのデュエット”One hand, one heart”(邦題 ひとつの心)から。





 

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