音楽図書館協議会:Music Library Association of Japan


Music Catalog Clinic

Music OCLC Users Group Newsletter No. 91 December 2005から

 

7. フィールド028の順番

Q プレート番号と出版者番号の両方がある楽譜の028フィールドを入力する場合、なぜOCLCのやり方ではプレート番号を先にするのでしょうか。AACR2 5.7B19の第2パラグラフに、「プレート番号の前に出版者番号を転記する」と書いてあるのに。OCLCのBibliographic Formats and Stanadrdsの文書類に、このことについて書いてあるものは見当たりませんが、でも、OCLCの楽譜レコードの大多数は、028が並んでいる場合、第1インディケータが3[出版者番号]よりも2[プレート番号]になっています。関連して質問したいことがあります。そしてこれが、先の質問に答えてくれるようにも思えるのですが…。BFASの中に、028は第1行目だけを注記として印刷することができる(そのようにインディケータを入れれば)、と書いてあります。私達の目録作業(アップグレード、エンハンス、オリジナルを問わず)のいったいどこで、カード指示が今さら意味を持つというのでしょうか。出版者番号が一つ、プレート番号が一つある場合、両方のインディケータを2にしても問題ありませんか。それとも、両方とも第2インディケータは500の注記を付けるほうがよいですか。

A ご指摘のとおり、BFASのどこにも028の順番についてはっきり指示されていません。プレート番号(第1インディケータが2)のほうが出版者番号(第1インディケータが3)より前にきている楽譜レコードが多い理由は、察するに、カード印刷時代の名残でしょう(それだけ、とは言いませんが)。OCLCでは、第2インディケータをしかるべく入力すると、028の第1行目のものだけに、注記を生成する機能がありました。028第1行目の第1インディケータが、2、3、4、5の場合、その028フィールドが、「5xxフィールドの末尾の注記として、(ただし020フィールド、022フィールドの222注記よりも前に)」印刷されました。後続の028フィールドのデータは、必要な場合は、500の注記に明示される必要がありました。そこで、楽譜では、まず出版者番号を書き、次にプレート番号を最後の注記に書く(5.7B20 5.7B21の注記が無ければ)、というAACR2規則に従おうとする場合、028第1行目から自動生成されるプレート番号の注記が、028第2行目の出版者番号を元にわざわざ書いた注記の下に印刷されるというわけです。もちろん、今日では、ローカルシステムの注記表示が以前よりずっと自由になっているとおもいます(とは言っても、古い習慣はなかなかなくならない)。提案できるとすれば、028は順番どおりに入力し、第2インディケータは自館のローカルシステムの注記生成能力と個々のレコードの特性に最も相応しい方法(つまり、028から注記が生成できるかを考えながら)コーディングしたらいかがでしょう。








 

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