音楽図書館協議会:Music Library Association of Japan


Music Catalog Clinic

Music OCLC Users Group Newsletter No. 90 September 2005から
 

2. 「コンパクトディスク」注記 単数形か複数形か?

Q
 スタッフの一人が私に寄ってきて尋ねるのです、録音資料のフィールド500注記に書く「コンパクトディスク Compact disc」について。いろいろな図書館(LCも含む)が「コンパクトディスク Compact disc」注記を適当に作っているようで、複数枚数のCDについても、単数形だったり複数形だったりまちまちです。500の注記であって(特定のフォーマットに関する)538では注記でないことから考えると、複数枚数が入っているセットものCDに関しては”Compact discs”という複数形にしたほうがより正確ではないかと思います。私はこのほうが意味があると思います。なぜなら、この注記の目的は利用者に情報を伝えることだからです。でも確認したいのでお尋ねします。

A 今までの書誌レコードでまちまちな訳は、たぶん、このような恒常的データとか、定型文を注記に付け加える場合、ディスクが複数かどうかなどという細かい点についてほとんど注意を払わないせいだと思います。ご指摘のとおり、500の注記は形態的記述の延長ですから、あなたと同様私もまた、CDが複数枚数であるなら、注記もまた”Compact discs”と複数形にすべきだと思います。注記をめぐって500/538論争があった頃(MOUG Newsletter no. 76 [September 2000] p. 15 または拙著 Cataloger’s Judgment のQ&A 2.55を参照)、MLAのBCC(音楽図書館協会書誌コントロール委員会)から声明が出されて、その中でこの注記はわざわざ”Compact disc(s)”の形で引用していることを思い出していただきたい。(少なくとも)私はこれにより、複数のディスクが入っている場合、この注記を”Compact discs”とすべきだという提案が裏付けられたと思っています。










 

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