音楽図書館協議会:Music Library Association of Japan


Music Catalog Clinic

Music OCLC Users Group Newsletter No. 89 June 2005から



16. ウェブ上の付属資料


Q CDで、付属資料(解説など)がインターネットでだけ読めるようになっている場合、どのように書くのが正しいやり方なのでしょうか。こういう状況に何度か遭遇しましたが、いつも500の注記フィールドに、付属資料に関するデータがあるインターネット上の場所を追加するだけで、なんとか切り抜けてきました。例えば:
  Synopsis by Jean-Claude Poyet in English, French, German, and Italian (18 p.) inserted in
  container; libretto available at
  www.deccaclassics.com/compactoperacollection/libretti.
  ジャン−クロード・ポワイエによる概要 (英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語 18ページ)が 
  容器に挟み込まれている; 以下のサイトにリブレット
  www.deccaclassics.com/compactoperacollection/libretti

  Biographical notes on Lemaitre and partial program notes by Pierre-Albert Castanet in  
  French ([2] p.) inserted in container. (Complete program notes, in French and English, found  
  at the WWW site of Cig’art Production.)
  ピエール−アルベール・カスタネによる、ルメートルの経歴に関する解説、及び解説の一部(フ
  ランス語 [2]ページ)は容器に挟み込まれている。(解説全文(フランス語、英語)は、Cig’art
  Productionのウェブサイトで読むことができる)。

  Program notes by Barry Guy, Bert Noglik, and John Corbett available at Intakt WWW site
  (www.intaktrec.ch.), Feb. 13, 2003
  バリー・ガイ、ベルト・ノグリク、ジョン・コルベットによる解説は、インタクトのウェブサイトで読む
  ことができる。(www.intaktrec.ch.) 2003年2月13日 。

ごく最近遭遇したケースでは、CDについている冊子には、解説の一部が収められていて
ウェブサイトでは、加えてそれ以外の資料も読めるようになっています。私は次のように
記述してみました。
  Notes on the organ by Jonathan Ambrosino ([2] p.: port.) inserted in container; notes
  repeated at OrganArts WWW site (www.organarts.com), along with organ specifications,
  photographs, and archival material relating to the original 78 rpm release. Biographical
  information on the performer available at www.virgilfoxlegacy.com
  ジョナサン・アンウロジーノのオルガンに関する解説([2] p. 肖像)は、容器に挟み込まれてい
  る。同解説、及びオルガンの特性、写真、オリジナルのSP(78回転)リリースに関連するアーカ
  イブ資料は、オルガン・アルスのウェブサイト(www.organarts.com)で読むことができる。演奏
  者の経歴についてはwww.virgilfoxlegacy.comで読むことができる。

こういった類のデータは、856フィールド[関連する情報源]に入れるほうがよいのでしょ
うか?次の形も考えてました。
  856 42 $3 libretto $u www.deccaclassics.com/compactoperacollection/libretti

こうしておけば、ウェブ上のオンライン目録で直接読み込むことができるでしょうか?
この場合も、付属資料について、500フィールドに書いておくほがよいですか(おそらく
URLだけを除いた完全な形で)?

A CDに、目に見える形の付属資料が付いている場合は、その説明に重点を置くことになります。それに加えて、Webでアクセスできる付属資料について――特定のURL(単に出版元のウェブサイトではなくて)がある場合――明記することは問題ないと思います。ただ、一般的な経歴とか、目録対象資料の録音と関係の薄い情報が掲載されているURLまで書誌レコードに書くとなると、疑問だと思います(挙げていただいた例で言うと、Virgin Fox)。もちろん、ローカルでそういう参考資料を書き込むのは構いませんが、マスター・レコードには、追加しないでいただくほうが好ましいと思います。また、たとえローカルであってもURLを書き込む場合、それが非常に安定性に欠けていてメンテナンスに困難を伴うということを、考える必要があります。サブフィールド$uは、500フィールドには不適です(500代全体では、適合のフィールドもいくつか存在しますが)。856フィールドについても、ほぼ同じことが言えます。「関連する情報源」の856フィールド(第2インディケータ 2、導入的サブフィールド $3で資料の特性を記述)は、手元の録音資料に関係する付属資料に使うことができます。より詳細に説明する場合は、サブフィールド $zを使うこともできます。くりかえしますが、一般的なURLを書き込むのは疑問です。URLには、必ず前に、http://を付けます。これらのURLは、Connexionでは、直接読み込みはしないと思います(CatMEと同じ)。あなたの図書館のローカルシステムについてどうかは、私にはわかりません。URLメンテナンスの大変さを考えれば、URLや、遠隔地に付属資料があることは一切合切、856フィールド(あるいは、$uが使える他のフィールドに)残しておくと決めることができるでしょう。理論上は、URLメンテナンスは、定義がきちんとしている場所のほうが楽なはずですから。










 

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