音楽図書館協議会:Music Library Association of Japan


 

第22章 個人標目

22.1C.
(改訂後)

 通常,姓を含まない名前と結びついて表示されている貴族の称号や尊称(22.12 をも見よ)または語句(22.8 および 22.16 をも見よ)は,いずれも,その全部または一部を記載する。すべての姓を含む名前(22.5 および 22.15 をも見よ)からはそうした語句を省略する.ただし,名前が姓のみから成る場合(22.15A を見よ),または夫の名前および敬称でのみ特定される既婚夫人の名前の場合 (22.15B1 を見よ)はこの限りではない.爵位を示す語は,それが通常名前と共に個人の著作や参考情報源に表示されている場合にはすべて記載する(22.6 および 22.12 を見よ).姓を含む名前に対する付記語が,参考情報源または,個人によるあるいは個人に関する著作から結論づけられるように,実際に名前の固有な部分であると見なされる場合には,その称号を記載する.名前と結びついて表示されているその他の語の取扱いについては,22.19B を見よ.

Viscountess Astor

Richard, Duke of York

Fra Bartolommeo

Andrea del Castagno

Richard Acland
選択しない名前 Sir Richard Acland

Olga Maitland
選択しない名前 Lady Olga Maitland

Miss Read

Mrs. Humphry Ward

(改訂前)

 通常,名前と結びついて表示されている貴族の称号や尊称(22.12 をも見よ)または語句(22.8 および 22.15 をも見よ)は,いずれも,その全部または一部を記載する。名前と結びついて表示されているその他の語の取扱いについては,22.19B を見よ。

(LCRI 21.1C)

 AACR2 に対する 「2001年修正事項」は,姓のもとに記入する個人の標目から英国の尊称(Sir, Dame, Lord, Lady)を省略するという規定に,規則 22.1C を改訂した.22.12B[英国の尊称]も AACR2 から削除され,いくつかの例示が改訂された.

英国の尊称はタイトルと責任表示エリア(規則 1.1F7)においては依然として維持されており,衝突を回避する(規則 22.19B1)ためには標目に付記することが可能である.

過去には,英国の尊称は,その語が通常名前と共に個人の著作や参考情報源に表示されている場合には,標目に記載された.個人が准男爵 (baronet) や勲爵士 (knight) の夫人である場合は,名 (forenames) の後に尊称が付記された.個人が准男爵や勲爵士,大英帝国勲功章の婦人勲爵士,ビクトリア勲功章の婦人勲爵士,公爵,公爵夫人・婦人公爵,侯爵,侯爵夫人・婦人侯爵の次男以下の息子,または公爵,公爵夫人・婦人公爵,侯爵,侯爵夫人・婦人侯爵,伯爵,伯爵夫人・婦人伯爵の娘である場合は,名 (forenames) の前に尊称が付記された。

LC の慣行: 2001年12月に施行し,姓のもとに記入される個人の標目で新規に確立するものには,英国の尊称は付記しない(規則 22.15A が適用される場合を除く).(注: 1981年1月−2001年11月の期間,LC では英国の尊称が個人の著作や参考情報源に表示されている場合には,すべての個人に対する名 (forenames) の後に付記した.1981年1月−1982年8月31日の期間,LC では英国の尊称を名 (forenames) の前に付記することが必要な標目を「AACR2 互換 (AACR2 compatible)」とコードづけた.1982年9月1日から,標目は "AACR2" とコードづけられた.既存の標目は,別の理由により変更する必要がない限り,現行の方針を反映するような変更は行わない)

22.15B1.

(改訂後)

 既婚婦人がその夫の名前でのみ特定されている場合は,敬称を付記する.敬称は夫の名前の最後の要素の後に付記する.

Ward, Humphry, Mrs.

(改訂前)
 既婚婦人がその夫の名前でのみ特定されている場合は,敬称を付記する.
Ward, Mrs. Humphry

(LCRI 22.15B)

 AACR2 に対する 「2001年 修正事項」は,既婚夫人の敬称を夫の名前の最後の要素の後に付記するよう 22.15B1 を改訂した.以前この語は,夫の名 (forname(s)) の前に付記された.

LC の慣行: 1981年1月1日から,LC はその敬称を夫の名前の最後の要素の後に付記していた.(注: 1981年1月1日から1982年8月31日の期間,LC はそうした標目を 「AACR2 互換 (AACR2 compatible)」とコードづけた.1982年9月1日から,標目は「AACR2」とコードづけられた.「AACR2 互換」とコードづけされた既存の標目は,それを別の理由により改訂する必要がない限り,コードづけし直すことはしない)